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姥ヶ懐の民話の里で語られる村田町の「伝承」

2021年9月13日

村田町の各地に伝わる「伝承」を学ぶ

姥ヶ懐の民話の里では、村田町に遠い昔から伝わる民話を目の前で話して聴かせてくれる日があリます。民話の里民話の会の会員8人の方々が3人~4人ずつの当番制で行っています。この日は4名の素敵な方たちが午前10時〜11時30分まで村田町に伝わるちょっと不思議な伝説や民話、東北地方に纏わる民話をなんと無料で聴くことができました。

姥ヶ懐という、村田町の奥の方にある、渡辺綱に纏わる鬼伝説の地区にある茅葺屋根が素敵な古民家で話は聴くことができます。

村田町には各地に民話が残っています、この場所で伝承されています。この日聴けたのは小泉神社に纏わる「顔は子供で体は子熊!!??」という不思議なお話。白鳥神社に纏わる二匹の蛇のお話「奥州の蛇藤」。そして姥ヶ懐に伝わる渡辺綱の鬼退治のお話、鬼には逃げられてしまいましたが、この地区の節分では鬼に逃げられないよう「福はうち鬼もうち」と言います。またこの民話では源氏、平家、村田町の関わりを知る事もできました。場内はコロナ対策もされていて、快適にお話を聴くことができます。

それ以外にも、東北に伝わる「姥捨山」「それは鷺だった」「カッパ淵」「座敷童子」などちょっと不思議で可笑しなお話を聴くことができました。場内の雰囲気も後ろにある、おどろおどろしい鬼退治の人形とは違い、和やかに時間が過ぎていきます。

まず民話の里で話を聴き、それから村田町巡りなんて素敵だなと感じます。次回は舞台となった場所に行く民話巡りに挑戦したいですね。村田町の新しい楽しみ方も色々思いついてきます。

そして、この茅葺屋根ですが、実は毎週しっかり室内で杉っ葉など雑木をパチパチと燃やし屋根に虫がつかないよう燻しております。その日は室内煙で充満して、奥の鬼が幻想的に見えるかも!?こうやって、茅葺屋根もしっかり保存されていることに感動しました。

次は自分の住んでる地区の民話を聴けたらなぁと密かに期待しております。また行きますね!

★姥ヶ懐の民話の里で4月~11月の第一土曜日と第三日曜日☀️10時~11時半の時間帯で、村田町の伝説や民話、また東北地方に纏わる怖い話、笑える話、ホロリとするような民話を、民話の里民話の会の会員8人の方々が3人~4人ずつの当番制で行っています。是非、ぜひご来館下さいませ🎵(新型コロナ感染症対策のため9月はお休みです。10月から再開します)

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